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全ての現象はそれ自体の側から独立して存在してはいないということを忘れてはならない-ダライ・ラマ14世さんのお言葉

般若心経秘鍵 空海 著 加藤精一 編

 加藤精一氏に拠る口語訳 抜粋+


 色(肉体)は空であって、実体が無いのと異ならない。受(感覚)も、想(表象)も、行(意思)も、識(意識)もまた同じことがいえる。だからすべての存在を仮有(仮の存在)として認めてそのまま空なのである。


 存在するかのような仮有の姿、つまり、生まれもしないしなくなりもしない。不潔にもならないし清浄にもならない。増えもしないし減りもしない。


 つまり、人間を構成する五蘊(色、受、想、行、識)は、実は実体が無い。


 全ての現象はそれ自体の側から独立して存在してはいないということ。つまり、一面で(縁起に拠る)空であり、一面では仮有であることに違いない。


 そして、冒頭に戻ります。般若心経を説かれた存在というもの自体については、こう書かれてあります。観自在菩薩が深き般若波羅蜜多の修行をされた結果、と。




 時折、般若心経を読んだり、般若心経について考えますと、それまで気が付かなかったことに気付くことがあります。





以上。